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⼈事システムデザイン

これからの人事システムは、従業員が持つ知識や能力を「資本」とみなして投資の対象として、持続的な企業価値の向上につなげる経営を支える新しい人材戦略でなければなりません。またシステムとは、複数の人事制度の要素が体系的に構成され、相互に影響・補完しながら、全体として一定の機能を果たすことであり、運用もまた然りです。出社を前提とし、指揮命令下で働く従来の日本的雇用環境では成し得ない課題です。


イメージ写真:⼈事システムデザイン

HCCオフィスは現場第一主義。
コンサルタント・ファシリテーターオフィスです

基本的に職務を基準とした等級人事制度、人事評価制度・給与制度を基幹として、従業員育成・福利厚生の各制度と、中長期的な経営戦略・その目標値が、従業員の専門的スキル、問題提起・課題解決力、コミュニケーション力と紐づいた運用が必要です。人が育つには時間が必要です。また、働き方改革の推進とともに「新たな人手不足」の課題が生まれます。すでに起こった未来にも人事システムは対応しなければなりません。

当オフィスは、多様な人材を受け入れる雇用環境の整備、人事システムのデザイン・運用、ワークショップ等の従業員の能力向上など人的資本経営をサポートします。経営理念、将来ビジョンに基づいた人事システムのデザインは会社の個性が光り、大事に考えています。「現場第一主義」のコンサルタント・ファシリテーターのオフィスです。



POINT1多様な選択肢


これからの採用手法は、新卒一括採用から中途採用、通年採用、職種別採用、ジョブ型採用など多様で複線化された採用の窓口を準備する必要があります。

中長期的な企業価値向上のため、従来の同質的かつメンバーが変わらない閉鎖的な組織から、一人一人が持つ知・経験の多様性を受け入れ「選び・選ばれる」開放的な組織へのチェンジ。システムのデザインを提案します。

今後、長期に及ぶ人出不足状況を考え、長期勤続のインセンティブを残しながら、ライフステージに合わせてフルタイム・パートタイムが選択できるワークライフバランスに寄与する雇用形態をわたしたちオフィスがデザイン・お手伝いします。働く人と組織の関係は、これから最重要な経営課題です。




POINT2キャリアパス等級階層


キャリアパスは、一つの組織における職務・職責・任用要件・能力開発等に関してルール化された人事階層の昇格基準です。人事システムの骨幹(樹木の幹)というべき最重要パーツです。現在の仕事を、職務として義務・権限・責任の3面等価の原則に従い、書き出し、分析・検討し等級階層システムとして提案します。経営戦略と人事戦略は紐づいていなければ意味がありません。企業の経営理念とビジョンの方向性に従います。

給与システムはキャリアパス等級階層のシステムに連動します。現状の給与から調査・分析・新しい給与の制度設計を行います。この場合、新しい給与制度に何ら問題なくスムーズな移行ができる組織は、少ないと考えて頂いた方が間違いありません。原則、従業員ひとり一人の給与は変えずに移行できる給与システムを設計しますが、働いている人の興味は「今の給与が5年頑張るといくらになりますか?」です。

その疑問に応えられる従業員ひとり一人が納得のいく昇給・昇格・人事評価を給与システムとして提案します。




POINT3目標管理(MBO)


「目標管理(MBO)」とは、従業員に目標を設定してもらい、その進捗や達成度合いを人事評価や仕事の管理に活用するマネジメント手法です。

上司の指揮命令下での仕事から、職責に従い、日常業務の改善等を課題として目標を設定し、進捗状況を自己管理することはこれから必要なスキルです。

組織にとって「経営理念が浸透する」、上司の面接で「モチベーションが向上する」「客観的な評価制度をつくることができる」など多くのメリットがあります。半面、デメリットとして「マネジメント層への負荷」が大きいようです。

目標管理シートの提供、目標管理マニュアル・研修、中間管理職に向けた目標設定・中間・最終面接におけるコーチング研修のシステムを提案・支援します。各研修の講師・ファシリテーターはわたしたちオフィスが提供します。




POINT4PDCAフィードバック分析


目標管理では、経営計画に沿って1年間の組織目標と部門の目標を定めます。

組織の目標・部門の目標と現実の間にあるギャップ(分析)を考え、従業員ひとり一人が何をなすべきかを個人目標として設定します。目標達成のために施策や具体的な行動を決定し、中間の達成度の目標(KPI)を決め、計画(PLAN)、実行(DO)、評価(CHECK)、改善(ACT)のサイクルを体系化します。

目標管理は人事評価の色彩もありますが、リーダーとの定期的な面接時に期待する成果と実績のギャップを分析して、新たな目標として設定することで継続的な改善を可能とします。また、PDCAのフィードバック分析は自己の職業上の「強み」を見つけることに役立ち、すべての人の強みを生かして生産的な組織を目指します。そのシステムのデザインとサポートを私たちオフィスがお手伝いします。








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