生成AIの業務利用5割超、注意すべきポイントはガイドラインの策定状況/民間調査
生成AIは、大量のデータを学習することでオリジナルなデータを新しく生成・創造できるという特徴がありビジネス領域での活用が期待されています。一方で、生成AIによる企業のリスクや社会的懸念が指摘されています。主な企業のリスクは、①誤情報生成、②著作権の侵害、③セキュリティ・犯罪への悪用、④人権・倫理問題などがあります。
日経BP総合研究所は8月28日、「5年後の未来に関する調査【生成AIビジネスの動き/街の変容】」を発表した。業務で生成AIを「すでに利用している」と回答した企業が54.5%に達した一方、「生成AIを利用するにあたってガイドラインを策定しているか」は、「すでに策定」38.7%、「準備中」6.8%となっていることから、策定状況が「注意すべきポイント」としています。また、生成AIを活用した新規ビジネスを「立ち上げ済み」とする企業は7.7%で、「立ち上げを準備・検討中」は7.5%、「立ち上げる可能性がある」は21.1%でした。
調査結果は日経BP総合研究所のHPでご覧ください。


