「職業生活ウェルビーイング」の認識と実態の経年比較を発表/民間調査
パーソル総合研究所は16日、「はたらく人のウェルビーイング実態調査2025」を発表しました。就業者の「職業生活ウェルビーイング」の認識と実態を経年比較したものです。2025年(6月時点)は、2020年と比較して「(働くことを通じて)幸せを感じている人」の割合が3.1ポイント低下し40.8%。はたらく幸せを実感する7つの因子の経年変化を確認すると、「自己成長」「リフレッシュ」「チームワーク」「他者承認」「他者貢献」「自己裁量」の6因子が低下しました。これまでの職業生活で「はたらく幸せ/不幸せの要因が大きく変わった」と回答したのは24.4%で、20代・30代では「リフレッシュ因子(回復・休息)」「オーバーワーク因子(過重労働負荷)」や「評価不満因子(報われなさ)」をあげる割合が多かったようです。リフレッシュとオーバーワークは、年齢とともに低減する一方、「評価不満」は40代以降も高止まり、世代を超えた課題であることが示唆されるとしています。


