出生率1.15に低下、出生数は過去最少/2024年人口動態統計
厚生労働省は4日、2024年「人口動態統計月報年計(概数)」を公表しました。合計特殊出生率は1.15(対前年比0.05ポイント低下)で2016年以降、9年連続低下で過去最低を記録しました。出生数は68万6,061人(同4万1,227人減)で過去最少、死亡数は160万5,298人(同2万9,282人増)で4年連続増加し過去最多となっています。自然増減数(出生数と死亡数の差)はマイナス91万9,237人(同7万509人減)、過去最大の減少で18年連続の減少です。
これら調査結果からも将来の労働力不足は明らかで、10年後の時間単位不足時間数の推計・予測が昨年秋に調査会社・大学合同の調査結果が公表されています。弊事務所では顧問先に向けて今後フルタイムの正社員が入社しない条件での仕事の見直しを提案、対話を通じてルーティーン業務の組み替えを模索しています。生産年齢人口の減少を見据えた施策の検討がますます重要な時代だと感じています。
調査結果の概要は下記よりダウンロードできます。